鴨志田恒世著作の書籍はわたつみ友の会

「勇気・元気の出る言葉」

〒317-0071 茨城県日立市鹿島町一丁目1番15号 「日立駅」正面口から徒歩10分(駐車場:近くにパーキングあり)

 わたつみ友の会主催の精神文化講演会は、昭和43年(1968)8月の第1回精神文化講演会から令和2年(2020)11月までに通算95回実施されており、以下に精神文化講演会の沿革を示します。

 医学博士鴨志田恒世先生は、通算66回に亘る精神文化講演会で、「人間のこころ」の演題を中心に講演され、多くの聴講者に大きな感銘を与えました。

 外部より著名な方を招聘するという事も計画し、第1回として、先生の恩師である元法政大学総長の谷川徹三先生に講演をお願いしていただき、昭和45年5月7日に日立市民会館で開催した第9回精神文化講演会に谷川先生が「日本の美」の演題で講演されました。

 これを契機として外部講師を招聘する事となり、ノーベル賞受賞者の湯川秀樹、佐藤栄作、朝永振一郎、福井謙一の各先生、その他数多くの斯界の著名な先生方にも講演をいただいて参りました。

 鴨志田先生の遺志を継いで、平成元年から毎年1回、東京赤坂の日本都市センターを会場として、斯界の著名な先生方を招聘して、精神文化講演会を続けておりますので、今後ともご支援賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

第96回 精神文化講演会開催のご案内

第96回精神文化講演会講師決定 !! 

 はじめに

 NPO法人わたつみ友の会では、昨年度は新型コロナウイルス感染症に対して、万全のリスク回避策を講じて、講師の先生方、聴講者の皆様方の温かいご支援、ご協力を得まして、11月3日(火)に第95回精神文化講演会を開催することができましたこと、篤く御礼申し上げます。

 本年度は、来る令和3年4月18日(日)に、第96回精神文化講演会の開催に向けて準備を進めて参りましたが、このほど講師の先生と演題が決まりましたのでご案内申し上げます。

 今回は、小宇宙といわれる人間の肉体の驚嘆すべき精緻な仕組みと病との関係について、また私達を取り巻く広大無辺の宇宙の想像を絶する姿について、両宇宙の神秘に満ちた謎を探り、その本質に迫る講演プログラムを用意しておりますので、多くの方々のご来聴を心からお待ち申し上げております。

 

講演会によせて !! 

 新型コロナウイルスの感染の世界的拡大は一向に沈静化せず、国内においても感染者の数も増え続けています。そして、これまでの日常の在り方を一変させました。これも偏に人間の活動が活発となり自然界の調和を乱したことがその要因の一つでありましょう。

 物質文明を謳歌し、地球上でもっとも繁栄し万物の霊長として君臨する人類が、目に見えないミクロのウイルスの脅威に曝されている現実を見る時、私達もまた自然界の一部であることを思い知らされ、自然界との調和、人間の生き方を改めて考える好機としたいものです。

 本講演では、小宇宙と言われる人間の肉体の驚嘆すべき精緻な仕組みと病との関係、生命科学の発達が人間に及ぼす影響などについて、生命科学が専門の仲野徹先生に解説をいただきます。一方、外界に目を向けますと、広大無辺の宇宙空間、そこには想像を絶する創造と破壊が繰り返される激しい世界が広がっています。そこで宇宙論が専門の二間瀬敏史先生に最新の宇宙像と、その謎を解説いただきます。

 人類は宇宙船地球号に乗って、宇宙空間を音もなく遊泳していることに想いを馳せる時、地上に跼蹐して、地球環境を破壊し、ウイルスの脅威を齎し、覇権を巡って相争っていることの何と愚かなことであるかを、私達は考えて見る必要があるのではないでしょうか。

 この講演会が日本国の安寧を願いつつ、「人間とは何か」という人間に対する構想を考える一助となることを、また、皆様方の人生をより豊かで充実したものにする為の糧となることを心から希望するものです。

講師の先生と演題

☆演題:「(あまり)病気をしない暮し」

       ― がんは運である ―

  大阪大学医学部教授     仲野 徹

 

 

☆演題:「ブラックホールと宇宙」

   京都産業大学客員教授  二間瀬 敏史

 

チケットのお求めは

 

 NPO法人わたつみ友の会では、昭和43年8月に第1回精神文化講演会を開催以来、一貫して聴講券は1,000円で質の高いサービスを提供してきております。

 チケットのご用命は下記へお申し込み願います。

<日時> 令和3年4月18日(日) 午後1時~4時30分まで(12時30分開場)
<会場> 日本都市センター6階601大会議室   電話 03 (3265) 8211
 東京都千代田区平河町2-4-1(地下鉄麹町・永田町・赤坂見附下車)
<聴講料> @1,000円 (チケットは下記にご連絡頂いてもお求めになれます)
<お問合せ>
 ・電話 0294 (21) 7070 (日立)  03 (3833) 9230(東京)
 ・E-Mail: watatsumi@net1.jway.ne.jp
 ・URL:http://www.watatsumitomonokai.org/ , http://www.seg.npo-watatsumi.jp/

        第96回精神文化講演会を振り返って

はじめに

  木々の翠がまぶしい、春本番を迎えた去る令和3418日(日)日本都市センターホテル6階大
 会議室において、第
4波ともされるコロナ感染の拡大する中で、感染対策を十全に施した上で、大阪
 大学医学部教授
仲野徹先生、京都産業大学客員教授 二間瀬敏史先生をお招きして第96回精神文化講
 演会が開催されました。

  仲野先生には誰もが関心のある病、癌について、二間瀬先生にはブラックホールと時空間につい
 て講演を頂きました。聴講者の方々も熱心にメモを取られ、困難な中で無事に開催できましたこと
 を、両講師の先生方、聴講者の方に深く感謝を申し上げる次第です。

 演題 :「(あまり)病気をしない暮し」―がんは運である?― 
     大阪大学医学部教授 仲野 徹 先生

  初めに仲野徹先生には、「(あまり)病気をしない暮し」がんは運である?の演題で講演を
 頂きました。
  
今や二人に一人が癌になり時代であるとして、がん発生の仕組みから話を始められ、一般的には
 
0.2mm程度の一個の細胞の中に遺伝子というものがあり、その遺伝子はいわゆるDNAと呼ばれて、
 
60億の塩基配列の二重螺旋構造からなっていて、細胞分裂の際にそれが正確に複製されるが、それ
 が何らかの原因で
56か所程度に傷がつくと、DNA複製の突然変異によって癌(悪性新生物、腫
 瘍)出来ることを示されました。その癌細胞の増殖を抑える癌抑制遺伝子や、免疫細胞があること
 にも触れられ、その間違いを正す機能が備わっていることについて模式図を使って示され、癌にも
 ウイルス性(肝炎ウイルスなど)、細菌性(ピロリ菌など)があり、治療法の違いがあることを解
 説されました。

  従来の抗がん剤は正常細胞にも作用がありますが、癌細胞だけに効果のある最新の分子標的型の
 治療法を紹介され、その治療法は高価であることが難点としました。最後に江戸時代に活躍した貝
 原益軒の養生訓を取り上げて、癌にならないための生活習慣として、禁煙する、飲酒しない、食習
 慣の改善、適度な運動、適正体重の維持などを挙げられました。また
DNAを傷つける要因の一つで
 ある活性酸素を抑えることの大切さを述べられ、老化は避けられず、「人は死すべき定めである」
   と意味深い言葉で締めくくられました。

 演題 : 「ブラックホールと宇宙  
      京都産業大学客員教授 二間瀬 敏史 先生


  休憩を挟んで二人目の講師の二間瀬敏史先生には「ブラックホールと宇宙」と題して講演を頂き
 ました。

  ブラックホールとは何かからお話を始められ、先ず地球から脱出するには秒速11.2kmが必要で、
 太陽からは
600km、小さくて重い星である白色矮星からは7,300km、中性子星からは13km、ブラ
 ックホールからは
30km(光速度)が必要で、ブラックホールはものすごい質量(重力)を持ってい
 るものであり、銀河の中心にある巨大ブラックホールはじつに太陽の質量の
380万倍あるとして、光
 さえもそこから抜け出せないことを示されました。
2019年には5,500光年かなたの銀河M87の巨大
 ブラックホールが観測され、
2020年には巨大ブラックホールの観測と、その中にある時空の裂け目
 が存在することを証明したことへノーベル賞が贈られたことを披露されました。さらにアインシュ
 タインの相対性理論によれば、いわゆる三次元に時間を加えた四次元時空連続体に言及され、光の
 速度は常に一定で、それより速いものはないとしてブラックホールの中身は見ることは出来ない
 が、事象の地平線、つまり光がブラックホールに入る一歩手前の状態が観測され、その周辺に質量
 が集中し、従って重力が巨大となり、時空は歪み、ブラックホールの周辺の時間はだんだんゆっく
 り進むようになり、空間は中心に向かって落ち込みやがて曲率が無限大になり、
光はその歪みに沿
 って進み一旦その中に入ると光さえ脱出できないことを、模式図を使って解説されました。
  そしてその中には物質は存在しないし、中身は空っぽであり、宇宙にはそうしたブラックホール
 が沢山あることも示され、素粒子レベルでもその衝突により瞬間的にミニブラックホールを誕生さ
 せ、五次元や六次元の余剰空間の存在の有無についての研究も進められていることを併せて解説さ
 れ締めくくられました。

第96回精神文化講演会 ご講演頂いた仲野先生、二間瀬先生

 講演を振り返って

  両先生の講演から、人間とは何か、生きるとは何か、そして存在とは何かの究極の問を深く考え
 る良い契機を頂きました。
 

  人間の肉体を構成する約60兆の細胞の一つ一つに60億の設計図(DNA)が畳み込まれていて、そ
 してそれが日々細胞分裂を繰り返し、日々新しくなり、その情報が正確に伝えられ私達の生命が維
 持され、その情報に生じた欠陥が病(癌など)を惹き起こすことが明らかとなり、またその欠陥を
 修復する機能も備えているという将に驚嘆すべき精緻な仕組みは、小宇宙(ミクロ・コスモス)と
 言われるに相応しいものであることが分かりました。

  また、ブラックホールとは何か、質量とエネルギーの等価性、質量と重力、そしてその周辺で起
 こっている時間空間の歪み、果たして私達が五官で捉えているこの世界は三次元なのか、それ以上
 のものなのか、時空の裂け目といわれる曲率無限大の特異点は何なのか、大宇宙(マクロ・コスモ
 ス
)で起きている想像を絶する激しい営みを目の当たりにして謎は深まるばかりでした。私達は精
 緻な肉体をもち、神秘的な宇宙に抱かれて生きていることは厳然たる事実です。それならば、生命
 とは何か、この宇宙の中での存在を考える哲学的欲求も自ずから生まれてくるというものです。

  今回は触れませんでしたが、病と心の関係、宇宙と心の関係についても、別の機会を得て尋ねて
 みたいと思います。

 第96回精神文化講演会に思う

  第4波と目される新型コロナウイルスの感染が急拡大する中で、第96回精神文化講演会が開
 催されました。

  仲野徹、二間瀬敏史 両講師の先生方の講演から、生命科学と物理学の最先端の研究が物質と
 非物質の境界に立って生命と宇宙の神秘を解き明かそうとしていることを目の当たりにしたの
 であります。

  そこで講演を振り返って考えて見ましょう。 

  生命科学の発達によって人間の肉体を構成する60兆個の細胞(0.2mm)の一つ一つに遺伝子
 といわれる60億のタンパク質の塩基配列いわゆるDNA(デオキシリボ核酸)の二重螺旋構造が
 畳み込まれていることが分かり、コンピュータの驚異的発展によりその遺伝子解析が進んで、
 その塩基配列の欠落や欠陥がどの病気(癌など)の原因になるかが明らかになってまいりまし
 た。
  また、人間の脳の140億個の神経細胞(シナプス)の研究も急速に進み、人間のそれぞれの
 器官が脳のどの部分が支配しているかが判明し、これもまたその部位の活動の有無によって、
 身体機能に不具合が生じることが分かってまいりました。

  そうした事実だけでも私達の肉体の驚くべき精緻な仕組みが備わっていることが分かりま
 す。では一体、そうした人体の設計図は偶然に創られたものなのでしょうか。
  道元ならずとも「人身受け難く・・・」の言葉に敬虔な気持ちにさせられます。

  しかしながらDNAや脳細胞をいくら分析しても、私達が持っている喜怒哀楽の心や、真善美
 を求める心、記憶や意識が具体的に取り出されたわけではありません。病や、身体の不具合の
 研究の過程でそれぞれのDNAや神経細胞の欠陥部位がそれらに対応していることが明らかに
 なったのであり、その部分を取り除いてみたら病や、身体の不具合が起こることが分かっただ
 けなのであります。従ってその部分を修復することにより、病や身体の不具合を解消すること
 ができるようになってきたのです。あくまでそれらは生命の現象であって、本質的に各々の記
 憶や意識、高級な精神活動の具体的なものが取り出された訳ではないのです。

  それでは私達の具体的な心の働きは何処にあるのでしょうか。あくまでその働きはDNAや脳
 神経細胞(物質)の属性なのでしょうか。それとも心の働きは何処か別の所に実在しているの
 でしょうか。疑問が湧いてまいります。しかし、それは目には見えませんが、確かに存在する
 ことは万人が認めるところでしょう。

  もし人体の細胞一つ一つに生命が宿っているとして、一人の人間として統合的、調和的に肉
 体を動かし、意思(心)を発現させ、人格を形成しているものは、全体を具体的に統御してい
 るものは、その力は何なのでしょうか。個々の細胞の働きと、全体としての調和的働きとには
 隔たりがあるように見えます。

  各細胞は分子の集合体であり、その分子は原子の集合体であり、原子は陽子と電子から構成
 されていることは物理学が教えるところであり、陽子とその周りをまわっている電子の間には
 空間が広がっているというのです。そしてある研究によりますと、平均の人間の原子数は10
 28乗個(100兆個の100兆倍)あり、その98%が一年で置き換わるとされています。そうします
 と一年ごとに新しい自分が出現することになり、記憶や意識の継続性はどのようにして保存さ
 れるのでしょうか。さらに私達はそのことを全く意識していません。

  人体を構成する細胞、それを構成する分子、またそれを構成する原子間にも隔たりがあるこ
 とになるのですが、しかし私達はその隔たりを意識せずに一個の肉体を持って、統合的、調和
 的な活動しています。それは不連続の連続であり、各々の世界が層をなして重なり合って、そ 
 れが次元を異にするということなのでしょうか。

  つまり次元を異にする世界が私達自身の中に統合的、調和的に存在し、それが肉体であり精
 神(こころ)を構成していると考えられないでしょうか。そのことを私達を取り巻く宇宙空間
 に拡大して見ますと、この宇宙もまた、次元を異にする世界の集合体であるのではないでしょ
 うか。目には見えないからといって存在しないのではなく、実在の世界なのではないでしょう
 か。

  たとえDNAや脳細胞をいくら分析しても、喜怒哀楽の心や真善美を求める心が具体的に取り
 出せないとするならば、そうした心の働きは何処か別の所に実在して、DNAや脳細胞を媒介と
 して発現してくる無形の力があると考えられないでしょうか。それはいわゆるいのち(いは生
 命、ちは力)
、生命の力、生命力ではないでしょうか。

  物質(肉体)をどんなに分析し追求しても、私達が夜空の星々を見る如く、最終的には茫漠
 たる空間が広がる原子の世界に行き着きついてしまいます。そこにはもはや肉体も心もありま
 せん。そして生命力の実体は全く明らかにならないのです。

  ではその生命力の実体は何処にあるのでしょうか。私達はその生命力によって生きていると
 いうことは厳然たる事実です。全くの謎であり神秘の世界です。

  私達は漠然と、昨日も生きた、今日も生きた、明日も生きるだろうと思っていますが、その
 保証など何処にもありません。人間は死んでしまえばそれで終わりなのでしょうか。仲野徹先
 生が最後に示された「人は死すべき定め」の言葉が意味深く私達に迫ってきます。

  謎といえば、二間瀬敏史先生の宇宙とブラックホールに関する講演も全くの謎であります。

  時間は過去から未来へ一定の速度で進み、空間は全く歪みのない縦・横・高さの三次元空間
 を基にしているニュートンの古典物理学は、私達の日常感覚にピタリ合うもので、大抵の物理
 現象はニュートン力学で解決できるのです。しかし、1905年のアインシュタインの登場で、そ
 の様相は一変します。191415年にかけて発表された世にいうところの一般相対性理論であり
 ます。従来の時間空間の概念を覆すことになりました。三角形の内角の和は180度と習いまし
 たが、空間の歪みによって大きくなったり小さくなったりする世界なのです。それが三次元空
 間に時間を加えた四次元時空連続体です。それは私達の宇宙観、世界観に大きな影響を与えま
 した。そして今日も影響を与え続けています。そして、その理論が正しいことが星々、銀河の
 中心にあるとされるブラックホールの観測で明らかになったのです。私達の目には見えなくと
 も、時間が早くなったり遅くなったり、空間が伸びたり縮んだりする世界が私達を取り巻く宇
 宙に存在していることが分かってきたのです。二間瀬先生が指摘されましたように、私達が持
 っている直感的三次元空間の概念が幻かもしれない、またブラックホールの研究が時間とは何
 か、空間とは何か、存在とは何かの本質的な哲学的命題にも応えようとしているのです。

  私達の五官で捉える宇宙は、実は目には見えなくとも、あるいは観測に懸からなくとも、別
 次元の空間が存在しているかもしれないということなのです。将に物質世界をどんどん追求し
 ていった結果、非物質の世界の入り口に立つことになってしまったのです。

  私達は、いや社会も直接的に実用になるもの、生活に役に立つものを求めがちです。

  二間瀬先生は、講演冒頭に「私の話は仲野先生の話とは違い何の役にも立たない」と言って
 おられましたが、全くそういうことではなく、仲野先生の話と共に、私達の人間観(生命
 観)、世界観、宇宙観を形成するために大いに役立つ知見なのです。それは私達の生き方に大
 きな影響を与えることを知らなければならないのです。

  両先生の講演から、私達は想像を絶する神秘な宇宙空間の中で、この身に神秘な生命を宿
 し、愛する心をもち、夢と希望を持ち、真善美を求めて生きていることの事実に改めて直面
 し、その有難さを実感したところであります。今般の講演を頂いた両先生に感謝を申し上げる
 次第です。

  最後に本会の創立五十周年記念事業の一環として風詠社から出版された鴨志田恒世先生の著
 作、「幽玄の世界」追補版、「叡智への道標」「自らの道を選べ」の三冊は、今はささやかな
 出版でありますが、魂のふるさとを見失い、深い絶望の中で、自信と誇りを失って苦悩する現
 代の私達に、その魂の在り処を指し示し、進むべき道を教えているのです。それは、日本は言
 うに及ばず世界の人々への救いの道であり、生命の根源者への大いなる誘いの書なのです。改
 めてお陰様を以てこの出版が実現したことに感謝の誠を捧げます。

                                わたつみ友の会広報部

精神文化講演会の沿革   2000(H12)年~

月日 講師のプロフィール 講師の先生 演  題

2021.04.18
  予定

大阪大学医学部教授
京都産業大学客員教授

仲野 徹
二間瀬敏史

(あまり)病気をしない暮らし-がんは運である?-
ブラックホールと宇宙

2020.11.03 明治大学大学院長 工学博士
古代史研究家
石川幹人
長浜浩明
「超心理学の現状と展望」-テレパシー研究の科学性をめぐって-
「古代史に見る日本の心」-最新科学が今明かす真実-
2019.04.21

作家・ジャーナリスト
宮内庁式部職楽部楽師
雅楽演奏家

山村明義
山田文彦
春日るり子
「現代において八百万の神々と一体となる事とは何か?」
フレッシュ・コンサート (和楽器の魅力を尋ねて)
2018.04.22 国立天文台副台長
桐朋学園大学音楽部OG
渡部潤一
 
「宇宙生命は存在するか」- 天文学からのアプローチ -
フレッシュ・コンサート(弦楽二重奏) - 星に願いを -
2017.04.23 奈良大学文学部教授
医学博士
上野 誠
田下昌明
万葉のこころ
真っ当な日本人の育て方
2016.04.17

上智大学教授
元駐ウクライナ大使

田中 裕
馬渕睦夫
幽玄と物のあはれ-形なきものの形を見、聲なきものの聲を聞く
世界を破滅から救えるのは日本精神だ
2015.04.19 埼玉大学名誉教授
桐朋学園大学音楽学部教授
長谷川三千子
西原 稔
日本人であることの難しさ
天体の音楽-音を超えた音楽の意味するもの
2014.04.20 東京大学大学院医学系教授
桐朋学園大学音楽学部有志
矢作直樹
 
「天皇の国」-日本の国柄を考える-
フレッシュ・コンサート(弦楽六重奏)
2013.04.21 國學院大學教授医学博士 
管理栄養士
茂木貞純
本多京子
伊勢神宮の式年遷宮-日本文明の象徴-
健康寿命を延ばす食事
2012.04.15 評論家、拓殖大学国際学部教授
桐朋学園大学音楽学部有志
呉 善花
 
日本の受身力-日本の再生を信じて
フレッシュ・コンサート(弦楽八重奏)
2011.04.17 理学博士埼玉医科大学教授
お茶の水女子大学名誉教授
和合治久
土屋賢二
音楽療法で健康生活を送る
不幸になる考え方
2010.04.18 法学博士京都産業大学教授
理学博士甲南大学特別客員教授
所 功
佐藤文隆
日本文化の再発見 ‐神宮式年遷宮の叡智‐
アインシュタインの蹉跌‐自然・理・誠‐
2009.04.19 読売新聞特別編集委員
日本大学大学院教授
橋本五郎
小坂国継
これでいいのか日本人 !!
東洋的な生き方―現代の不安をどう乗り越えるか―
2008.04.20 国学院大学教授古宮神社宮司
桐朋学園大学特任教授
ソプラノ歌手

茂木貞純
中丸三千繪

大和言葉に生きる日本の心
オペラ人生で学んだ 「諦めぬ」 ということ
2007.04.22 拓殖大学教授海外事情研究所長
京都大学名誉教授秩父神社宮司
森本 敏
薗田 稔
日本の防衛を考える
日本人の生命観と現代
2006.04.16 人間総合科学大学教授
日本大学教授
藤田紘一郎
小坂国継
共生の意味論-癌やアトピーは何故発生するのか
日本のこころ-西田幾多郎の世界
2005.04.24 医学博士東京大学名誉教授
京都大学教授
養老孟司
中西輝政
新しい人間学
日本の再生に求められるもの
2004.04.18 ジャーナリスト
理学博士琉球大学教授
櫻井よしこ
木村正昭
日本よ、のびやかなれ
地震と地殻変動-海底遺跡の正体は?
2003.04.20 法学博士杏林大学教授
文学博士東京国際日本文化
研究センター教授
田久保忠衛
笠谷和比古

 
最近の国際情勢と日本
伝統文化とグローハリゼーション-武士道の見地から
2002.04.07 農学博士東京農業大学教授
医学博士東京医科歯科大教授
小泉武夫
山本直樹
日本人の食文化-日本の食よ何処へ行く
人間とウイルス-人類はウイルスに勝てるか
2001.04.22 民俗学者元琉球大学教授
理学博士お茶の水女子大学教授
小島瓔禮
藤原正彦
稲と日本人の心-伊勢神宮の稲作儀礼から
これからの日本の道を考える
2000.04.23  元駐タイ大使
医学博士東京医科歯科大学教授
岡崎久彦
藤田紘一郎
最近の国際情勢と日本外交
日本人の清潔感

     機関紙「わたつみ」のご案内
    (精神文化講演会の講演内容抄録)

機関紙の事例ご紹介

機関紙「わたつみ」各300円、合本3,000円

 我が国は著しい少子高齢化に見舞われ、担当大臣まで置いている時代ですが、この中にあって児童虐待が後を絶たず、年間20万件を超える最悪の状況を呈しております。外部の目が届かず、虐待が潜在化しており、毎日暗いニュースが飛び交っており、やるせない気持ちになります。

 2017(H29)年の本会の第92回精神文化講演会で、医療法人歓生会豊岡中央病院会長、医学博士の田下昌明先生から、「真っ当な日本人の育て方」の演題でご講話を頂戴し、機関紙177号に掲載しております。真っ当な日本人とは、父母を真に敬愛し、日本の生え抜きの伝統文化を大切にし、祖国に誇りと愛情を以て、社会、国家に奉仕する人間であることをご教授戴きました。この中の要点を下記に記します。

 女性が子供を産んだことで直ちに母になることでなく、妊娠から始まる胎児と母親の関係性において、融合して一つとなって母性の開発が行われ、初めて母と成って行くこと。その後の発達段階でも胎児は既にすべての感覚が覚醒しており、母親の感情の動きに極めて敏感に反応する為に、母親の心の安定が大切であり、更に出産後の最初の一時間が最も大切で、母と子の絶対の絆が生まれること。その絆や愛着行動が不完全なままに置かれると、その後の人生において重大な障害となり、それが引き籠りや自殺の原因になること等、これらのことから生後3年間は、母子は一日24時間一緒にいるのが最も望ましいこと等を、レジュメを紐解きながら解説されました。  

 更に戦後教育の誤りと、現在の政府の男女共同参画社会の考え方の誤りを指摘され、「今日の日本において直ちに着手しなければならない事は、慈愛に満ちた母性と明確な人生観を持つ父性によって正しい躾を行い、以て家族の絆を強め、日本人としての誇りと豊かな感性を備えた未来の担い手たる子供達が、人のために生きる人間になるように育てて行くことである」と結論されました。

 真っ当な日本人とは、父母を真に敬愛し、日本の生え抜きの伝統文化を大切にし、祖国に誇りと愛情を以て、社会、国家に奉仕する人間である事が明らかとなりました。こうした人間は誠に幸せな人と言えるのです。

 日本の生え抜きの伝統文化が万葉集の中に在り、大らかさと床しさは「神と自然と人間の調和」の表現にほかなりません。日本文化に育まれた母性は、その自らを犠牲にして子を育てる無償の愛なのです。その愛を身に着けた女性のみが真の日本人を育てることが出来るのです。従って、母と成るべき女性は、健全な愛を育むことが最も大切なのです。そして、育児は将来の日本に繁栄を齎し、社会、国家に奉仕する神聖な一大事業であり、その為の社会環境を整えるのが政府の第一の政策課題であると思えてなりません。 

 いかがでしょうか。

 このように、わたつみ友の会では、精神文化講演会の記録を機関紙「わたつみ」に抄録として残しており、販売も行っております。斯界の講師の先生方の貴重な講演内容に興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問合せ・ご相談ください。

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新着情報・お知らせ

2020/09/21
ホームページを公開しました
2020/09/18
「サービスのご案内」ページを更新しました
2020/09/17
「法人概要」ページを作成しました

お客さまの声

丁寧な対応に安心

30代女性 Aさま

本日、鴨志田先生の御本が届きました。ありがとうございます。私は、「勇気・元気の出る言葉」を検索して、鴨志田先生に出会いました。早速本を読ませて頂いております。先生のお考えは、私の謎を解いてくださいました。わたつみ友の会さんには丁寧に対応していただき、安心してサービスを利用できました。

人にお勧めしたいサービス

40代男性 Yさま

このたびは、たいへんお世話になりました。ありがとうございました!知人にも、ぜひわたつみ友の会さんのサービスをお勧めしたいです。

お客さまの声はこちら